努力主義

今日は、努力しましたか?
「頑張った!」と「努力した!」は違います。努力は方法があるからです。

私の学生時代に、大して勉強してないのに良い成績を取れたら、格好良く見られることがありました。

もしかしてやはり生まれつきの地頭が良いか悪いかの差で、努力なんか関係ないじゃない?と自分も錯覚したことがあります。その考え、要注意です!

さて、「Fixed mindset」と「Growth mindset」のことをご紹介します。

スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドウェックと同僚たちは、10年以上にわたり、人間の潜在意識が、選択・行動、そして最終的に目標達成にどれぐらい影響を与えるかを研究してきました。「Fixed mindset」(固定的な考え方)と、「Growth mindset」(成長の考え方)の2タイプのマインドセットを発見しました。それぞれの考え方は、学校、職場、キャリア、人間関係で成功する可能性に大きな影響を与えることが分かりました。

分かりやすく言うと、成長・成功は「生まれつきの才能で決まる」か、「努力次第」かの考えの違いで結果に大きな差が出ます。キャロル・ドウェック氏の研究結果を簡単に言うと、「Growth mindset」(成長の考え方)のマインドセットこそ、自己成長と成功を導いてくれる可能性が大きいです。

「Growth mindset」すなわち、「人間は努力次第で成長できる」という考え方で、「努力をすれば努力した分はきっと報われる」と信じています。報わるとは必ず「成功」ではなく、「失敗」も含まれると思います。失敗がフィードバックになり、失敗の経験も成長の糧になるからです。

詳しく知りたい方、自己成長したい方、子育て中の親、教育関係者の方、よかったらキャロル・ドウェック氏のTed Talkを御覧ください。リンクを貼っておきます (日本語字幕もあり)

The power of believing that you can improve. by Carol Dweck

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今思うと、私は勉強に対して生まれつきに「できる・できない」ではなく、単に「努力したか・努力が足りなかったか」だけでした。勉強の近道があると強いて言うならば、「勉強方法の創意工夫」です。それも又「努力」でしょう。

勉強だけでなく、あらゆる面で自分の人生経験を振り返ると、遺伝と生まれ育ちの環境や社会環境以外はやはりすべてが「努力次第」でした。よくできたところは、それなりに「努力した」からです。よくできなかったところは、「努力が足りなかった」からです。今の自分に点数を付けるなら、「努力した分」そのままです。

成長(or成功)=「運1%+努力99%」。(もちろん天災・戦争・事故事件など極端なケースは論外ですが)

実は1%の「運」も努力次第で、ある程度得られます。
(過去の投稿:《ラッキーになる魔法》など、カテゴリー「幸福度」にいろいろ書いてあります。)

明日に自分が憧れる人になるために、今日も努力する。

Nene.Z

P.S. 私は自分に何点を付けるでしょう?成功とは何?「自分が憧れる人」はどういう人物でしょう?—続々と投稿していきます:-)

投稿者: Nene Z

惑わずの四十から幸せの真理を求め、ウェルビーイング科学最先端のアメリカからマインドフルネス発祥地のインドまで古今東西の知識と情報を網羅。感性の赴くまま✧✧✧自分らしく・美しく・輝く✧✧✧ハッピーマインドを発信♡

努力主義」に2件のコメントがあります

    1. こんばんは^_^
      ホントそうですね。逆にどんな素晴らしい素質があっても、努力しないと実らないでしょう。
      お孫さんのよい成績はきっと本人とおじいちゃん塾の努力した結果ですね(✿^‿^)

      いいね: 1人

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