Enjoy Aroma – アロマを愉しむ時間

神さまが人間に、たくさんの素晴らしい植物を創ってくれました。植物に秘めいたパワーを、人間が長い歴史を重ね、経験と知恵を積んで、学問として発展してきたアロマテラピーは、医療分野にも美容分野にも広まりました。

アロマテラピーは、植物の有効成分を凝縮した精油を使って行う自然療法です。勉強すればするほど奥深い学問ですが、とりあえず深く考えず、生活に植物の香り、大自然の香りを心地よく感じるぐらいの気持ちで、アロマをエンジョイしよう。そう考えている私は、私流の『アロマを愉しむ時間』シリーズを第一弾として投稿しました。

私の気まぐれの文章(下手な日本語ですが)と一緒に、あなたも少しでもアロマ精油という大自然からの恩恵を愉しむ気持ちになれたら嬉しいです。

P.S.  精油は100%天然のものですが、だからと言って誰でも安全とは言えません。体調や体質によっては使えないケースもあったり、使い方が間違えるとトラブルになったり、精油の作用はパワフルなので注意しなければいけません。もう少し精油について知りたい方は下記の投稿も読んでみてね。

以上、Happy body – Aroma シリーズの第一弾ですが、使い方を詳しく触れていません。市販のアロマグッズから手作りレシピまで、活用方法はたくさんありますが、一言言うと、新しいことを始めるには、好奇心+余裕が必要です。すぐではないですが、次は、初心者からプロまで、誰でも気軽に使える方法を提案したいので、楽しみにしていてください!

Tea tree – 天然の消毒薬

植物は、きっと神さまが人間のために創ってくれたと思います。タイでは料理から虫除けまでレモングラスが使われてきたように、南半球のオーストラリアでは、先住民を守ってきた植物がティートリーです。

ティートリーは、古くから、オーストリア先住民アボリジニが、感染症や傷などさまざまな症状に効果のある万能薬として使ってきました。アボリジニがこの葉をお茶に用いたことからこの名がありますが、日本のお茶とは全く別物です。

ティートリー精油は葉から抽出され、免疫力を高める働きがあり、強い抗菌力を持ちながらも肌に対する刺激性も少ない天然の消毒薬です。虫刺され、傷の治りに有効で、気管支系の痛みや炎症を和らげる作用もあります。

最初にティートリーを知ったのは、ニキビケアのために、Thebodyshopで買ってきたティートリーが入っているスキンオイルでした。その時からティートリーのスッキリとしたシャープな香りが好きです。

さすがにもうニキビケアする必要のない歳ですが、抗菌・抗ウイルスのティートリー精油だから、たくさんの使い道があります。例えば、我が家では玄関に一番使っています。梅雨の季節、雨がじりじり、ベランダから公園の新緑を眺めながら、深呼吸。マンションに居ながら、高原リゾットに居るイマジネーション(つまり、妄想…)。

そんな時間も大切ですね。

*注意:妊婦さん(初期、分娩前後)ならティートリーの使用を控えたほうがいいです。

Lemongrass – バンコクの記憶

みかんの皮の香りを愉しむように、アロマテラピーというのは、実は我々身近にあることです。この美しい地球に、それぞれの地域の風土に合う植物も繁盛に成長し、古くからそこに暮らしている人々に利用され、生活や文化、伝統の一部にもなっています。

日本ではあんまりみかけないかもしれませんが、タイではレモングラスというイネ科の草が古くから使われています。原産地のインドでは数千年前から好まれてきた植物でもあり、熱を下げ、感染症を治すと信じられてきました。タイでは、トムヤムクンをはじめ料理には欠かせないスパイスとなっている他、ハーブティーしにて飲まれています。

私はラッキーなことに、タイ国バンコクに2年ぐらい住んだことがあります。タイ料理の代表的なスパイスの味は、まさにレモングラスです。私はその味が大好きでした。日本に戻っても本格的なタイ料理が恋しくて…

レモングラスに対して最も記憶に残っているのは、料理より、空気です。タイでは一年中に一番長いのは蒸し暑い季節です。当然虫も多い。タイ人は古くからその厳しい環境に乗り越える知恵が付いています。

そう、ここはレモングラス精油の登場です。

レモングラス精油は葉から抽出され、血行促進、抗炎症、抗菌、抗真菌、消化促進、鎮静、防虫作用などなどがあります。間違いなく私が訪れたバンコクのあちらこちらに、レモングラスの香りがします。マンションの共有空間はもちろん、マッサージ屋、幼稚園や学校、病院、レストラン… 蒸し暑い空気の中、レモングラスのおかげで爽やかな涼しい香りでリフレッシュ。虫が多い割に、あんまり刺されない。その頃は、私はまだアロマテラピーのことを意識していなかったが、タイの人々がレモングラスを上手く利用している知恵って、こんなに素晴らしい!と驚いてただただ感心しました。

レモングラスの石鹸もあって、日本人の中でとってもポピュラーでしたよ。(私が日本人のコミュニティーに住んでいました。)今思えば、私のバンコクの記憶に、レモングラスの香りが充満しています。頭の中も胃の中も心の中も、レモングラス=バンコク。

これがバンコクの表顔ですが、住んでいた私が見た・感じたいろんな面バンコクを、
もっとちゃんとした写真を残せばよかった。
当時、私もその風景の一部でしたから、その普通の日常を
今思えば、全て、
人生の1頁きれいな風景。

レモングラスの匂いのバンコク、本当に大好きでした。

Rosemary – もう懸頭刺股しなくていい

「懸頭刺股」(けんとうしこ)という四字熟語がありますが、中国語では”悬梁刺股”です。眠気をこらえて勉強することのたとえです。こういう感じです(笑)

古代から受験勉強の大変さが変わりませんね。私は中国の受験地獄に生き残った人だから、眠気対策にはいろいろ工夫してきました。今思えば笑えるエピソードは、激辛唐からしを深夜で食べて勉強を続けたことです。眠気が消え勉強を続けられたけど、胃が痛くなったことも。可哀想…

その頃にローズマリー精油に出会えたら良かったのになぁ~ 残念ながら、アロマテラピーのことを知ったのは激辛唐からし事件の十数年後です。

ローズマリー精油は、スッとする爽快感と苦味のある香りが特徴。薬効性が高く、脳内の血液循環を良くすることから、精神的疲労の回復や、作業効率アップが報告されているます。記憶力に深い結び付き、自身と意欲を高める働きがあります。

ローズマリーは食用から予防医学、そして美容まで幅広く活用されている植物ですが、種類によって香りも成分も違いがあります。成分によって、高血圧の方、妊産婦、乳幼児、高齢者などの使用に注意が必要です。

ローズマリー精油は炎症を和らげる成分などを多く含まれているので、呼吸器系全般をサポート作用がありますが、私はとにかく勉強の集中力アップ、効率アップの為に愛用しています。受験勉強だけでなく、大人になっても資格勉強や生涯勉強、私にとっては、これからもローズマリー精油が欠かせません。

ありがとう、 聖母マリアのバラ ローズマリー!

Orange Sweet – お子様の部屋にも

『ベルガモットとの朝活』に続いて、今回はファミリーにおススメの柑橘類のアロマ精油をもう一つご紹介します。

オレンジスウィートです。

オレンジスウィート

同じミカン科の果皮から抽出する精油で、爽やかで甘さもある香りで、子どもが好む傾向だと言われています。幼稚園児のお昼寝タイムに役に立てたエピソードを聞いたことがあります。消化器系に最も作用がある精油のひとつだと知られていますが、睡眠や鎮静を促す作用があり、お子様部屋に使うのがおすすめです。心地よい眠りを促してもらえるので、おやすみなさい~の入眠マジックをかけてみてはいかがでしょうか。

オレンジスウィートの果皮から精油を得られるだけではなく、実は果皮が持つ薬効があります。咳止めによく使う漢方薬の「陳皮」は、オレンジスウィートの果皮を乾燥させた物で、中国古代から使われています。

陳皮

中国の民間にも、「陳皮」を薬用するだけでなく、お菓子にも使われています。陳皮のお菓子の種類がたくさんありますが、どれも甘酸っぱい味で大好きです。日本では「そのまんまゆず皮」というお菓子がありますが、それと似ている味です。今思えば、お菓子を食べながら漢方養生ですね。ああ、懐かしい!いつか買ってきたらお見せします^^

Clary sage – 時空を超える不思議な香り

私はアロマ精油を買う前に、その植物や精油の勉強をします。クラリセージについても例外なく、実物に会う前に、ある程度の知識を備えておきました。

クラリサージは、ラベンダーと匹敵するほどに有効な植物・精油として古くから活用されています。神経強壮作用やホルモンバランス調整作用などがあり、不安や落ち込みを緩和し、月経痛など婦人科系の疾患や更年期の様々な症状の緩和にも有効な精油です。

クラリセージ精油に初めて出会った時は、東京のあるアロマショップでした。目を閉じて嗅いた瞬間、甘さの奥に苦味を感じる香りで、これ… 初めてではない??…

知っていた!この香り、ずっと昔から…

薬草のお茶!?あの味だ!30年ほど前、故郷、真夏、あの古い城下町、あの老舗薬局、幼少時代の私と母…

中国内陸、南国の真夏は猛暑日の連続。街の老舗薬局は大きな薬鑵で薬草茶を作って誰にも無料に提供していました。熱中症予防の漢方薬です。たくさんの種類の薬草で煎じた苦さも甘さもあり奥深いあの味、一応薬でしたがハマる味でした。

東京のアロマショップで、目を閉じていた私はタイムマシンを乗っていたかと錯覚。脳か心のどこかに閉まっていた記憶、あの懐かしい空間と時間が蘇り、いつの間にか涙が溢れてきました。

あの薬局はもうありません。変貌が止まらなく変わりすぎた故郷にホームシックなんかしない!とずっと前から封じ込めた何かの複雑な感情、何か言葉に表すことができない恋しさが、ずっとずっと私の中に刻まれているのか…

クラリセージ精油の蓋を開けるたびに、心の蓋も不思議に開けられた。

産地を見たら、フランスである。 魔法?

うん… 間違いなく時空を繋げる魔法だ。ありがとう、クラリセージ。

~日本語で気持ちを十分に表現できませんでしたが、読んでいただいてありがとうございました。~

Bergamot – ベルガモットとの朝活

私はフクロウタイプ(日本語でそう言わない?)で、基本的に朝が苦手です。いくつかの理由で、夜タイプから朝タイプになろうとしています。理由については漢方養生の観点からも、時間管理の観点からもありますが、別の文章にしておきます。

今日ここでお話したいのは、私は先月から5時起きに挑戦し始めました。モーニングルーティーンの最初は、白湯を飲む、ショウガを食べる(梅雨の季節に)、はちみつを飲む、朝日を浴びることです。その後パソコンに向かって仕事をするので、爽やかな目覚めの助けアイテムとして、アロマ精油を使います。

最近愛用しているのは、ベルガモットです。

ベルガモットはミカン科の果実の果皮から抽出される精油で、柑橘の爽やかな香りです。私がただ眠気を吹っ飛ばさせ、脳をスッキリさせるために使っていますが、ベルガモットはイタリアの民間療法として消毒や解熱に大切な役割を果たしてきました。神経性の消化不良や感情的なストレスによる消化器の不調にも有効です。主の作用は抗うつ、抗感染、抗菌、循環促進、消化促進、鎮けい、鎮静などなどあります。イタリアで精神科の患者にも使われる研究もありました。

精油はいろんな種類があって、それぞれ様々な作用もあるから、実に奥深いです。私にとっては、自分の体調や気分によって、場所や時間に使い分けるのも、アロマテラピーの魅力的なところです。

ベルガモットの香りが、朝日、新緑、鳥の鳴き声と共に、2021年初夏の朝活を愉しむ時間にしてくれています。

Frankincense -心の声を聴いてあげていますか

皆さん、独りの時間が好きですか?

一人に居ると寂しいからイヤだという友達が居ますし、なかなか一人の時間を取れない人も居るでしょう。

私は一人の時間と空間が大切にしています。昔、独りにいる時間を作れなかった時期がありましたが、その時期はやはりストレスが多かった。今はどんなに忙しい日でも、独りの時間を確保するようにしています。

私の場合、一人の時間に楽しむことがたくさんあります。クラシックかジャズの音楽を聴いたり、本を読んだり、空を眺めてぼーっとしていたり、手帳を開いて考えたり書いたりしています。

独り時間に去年から始めた新しい習慣はMeditationです。日本語では瞑想と訳していますが、おそらく形的に日本の座禅のようなことですね。静か~に、目を閉じて、何も考えないで、深呼吸。Meditationのやり方はいくつかありますが、私が練習しているのはただ、呼吸に集中。何も考えないことは、意外と難しいですね。脳は忙しさに慣れて、常に何かを考えてしまいます。おやすみできないの?!と思うぐらい。

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Meditation初心者の私は、お助けアイテムのアロマ精油を使っています。向いている精油はいくつかありますが、私はフランキンセンス精油を愛用しています。フランキンセンスはイエスに献上されたエピソードで知られ、エジプト人が儀式用の薫香として使われています。

フランキンセンス精油はお花からでも葉からでもなく、カンラン科の木の樹脂から抽出されています。フルーティや華やかさはなく、穏やかな深い匂いです。深い呼吸を促し、落ち着いた気持ちを導いてくれて、緊張を解消してくれます。

現代人は脳を使いすぎて、心の中の声を聴こえなくなる人が多いでしょう。しかし、心の声を聴いてあげるのが大事です。肉体的な欲求は気づきやすいかもしれませんが、精神的な欲求は、心の中にあるので、聴いてあげないと、いつかストレスや体の不調として現れちゃいます。

さて、今日も必ず独りの時間を作ります。

「人間が幸せになれない」?

昔、実家に帰った時にあったことです。

母は割と早い年齢に老眼になりましたから、時々老眼鏡をかけていました。ある日、「どこに置いたのかな」とあちらこちらに探しものをしていた母を見て、「ママ、何を探してるの?」と聞いたら、「メガネよ、メガネ、どこにもないよ。。。」と母。

あっハッハッハ!ママのメガネ、今掛けているんじゃないですか!だから自分じゃ見つからないんだ。二人で爆笑(笑笑)

この件を思い出させてくれたのは、最近読んだ本『神さまとのおしゃべり』の中の言葉です——

『人間が幸せになれない。だって、人間がすでに幸せなんだから』

原著の前後の文脈を読まないと多分理解できないかもしれませんが、「すでに幸せである人間が、幸せになれない」ことは、メガネをすでに掛けている母がメガネを探しても見つからないことと一緒じゃないかと思いました。

それで、私は考え直しました。Happy body Happy mind 00Zのサイト紹介に自分が書いてあった、私のモットーを。「一人でも多くの人か、人生の旅に自分らしい幸せな道を見つける為に、ライトを照らす。」

私は煩悩も病気もない特殊な人間ではありませんが、”幸せ”なんです。幸せであるこそ、他の人にも、幸せの方法を伝えたいです。かつて独りでいろいろと悩んでいた私のような人に、自分を見つめ、自分を認め、自分の幸せを見つけるように手伝いたいからです。

いや、見つける方法とは言えないかもしれません。皆さんも「すでに幸せである」という説を、本で読んだばかりですから。

Lavender – 肌のトラブルにも

昨日の投稿で、実はにおいが苦手というコメントがいただきました。確かに!洗濯の柔軟剤から空間消臭剤や様々なスプレーまで、私たちの生活にいろんな香りに包まれている中、逆に無臭空間が貴重ですよね。様々な(人工的な)香りにより不健康になったケースまでもありました。「香害」という言葉も聞いたことがあります。

私も化学香料製品は遠慮がちですが、土や木、草やお花の薫りは心地よいと感じます。アロマ精油はその自然な香りの濃縮ですね。

濃縮なので大量に使えません。例えばアロマストーンに使う場合、一滴でも十分なくらいです。かすかな涼やかな柔らかい香りです。しばらくすると消えますよ。

ラベンダー精油はストレス解消や安眠のサポートだけではなく、炎症や痛みを和らげる働き、軽度なやけどや傷痕のケア、古くから肌への治癒能力が高く評価されてきました。「アロマテラピー」という言葉も、フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが科学実験中に負ったやけどをラベンダー精油で治療した経験から作った造語です。

私はいろんな種類のアロマオイルを作っていますが、その中にどんな肌質にも合うラベンダーオイルは、日常的に使うのが非常に便利です。傷痕はもちろん、運動の後の筋肉痛や、秋冬の乾燥シーズンのスキンケアまで、一年中に活用しています。

ラベンダーオイルの配合はその都度変えたりしますが、成分はもちろん純天然で無添加です。

精油はパワフルな働きがあるので、オイルを作るには、決まった分量を守らなければいけません。赤ちゃんや子どもに使う場合、更に減らす必要があります。初心者様はくれぐれご注意を^^