たまたま先日に、父が撮影したふるさとの動画を見たら、心の底から何かが動かされました。「郷愁」という感情は、私にもあるんだと気づきました。
母国に対しての感情は、「郷愁」の一つの言葉よりずっとずっと複雑です。
デリカシーな日本人からは遠慮していると思いますが、欧米の友人からはストレートにこう聞かれます。「あなたは中国・〇〇党に対してどう思う?」
私は「政治国家」と「祖国(大地、文化、伝統の意味で)」を違う概念に分けて考えています。
中国語に「子不嫌母醜」という俗語がありますが、【「母が醜くても、子は嫌悪してはいけない」意味です。】ここの場合では、私はそれと違う考えです。「母を愛すが、醜いところを愛さなくていい」と思います。

Do you love your motherland?
—- Sure!Do you love your mother?
—- Uhh … it depends.
I don’t look like her, but I always wish her the best.
華子はとても良い子だった。母親にいろいろ教われ、厳しく指導された華子は、母親の愛情を疑ったことがなく、自分が母親への信頼も愛情も疑ったことがない。
華子は大きくなって、母親を離れて暮らすようになった。母親の悪口などをたくさん聞いた。本当かな。うそかな。「いや・・・これは違うよ」と思うことがあるけど、厳しい母親に言えない。
愛と憤、期待と失望、プライドとコンプレックスは矛と盾だ。