千里共婵娟

今夜は十五夜です。中国では中秋節といって、お月見の日ですね。中秋節の習慣は、家族や愛する人と一緒に、月餅を食べながらお月見をします。

私は月餅が好みではありませんが、お月見が大好きです。そしていつも月の詩や詞を思い出して、大切な人を思い浮かべます。その中特に大好きな詞(詩とは格式が違う)をご紹介します。

とても意味深い詞ですが、その最後の「千里共婵娟(qian li gong chan juan)」の意味だけを説明すると、「どんなに遠く離れても、同じ明月を眺めていると心が繋がるよ」という感情を表す文です。

お月見すると様々な感情が湧いてきます。喜び、祝福、願い、思念、哀愁・・・同じ月ですが、見る人それぞれの気持ちが違うんでしょう。

Photo by samer daboul on Pexels.com

明月几時有?把酒問青天。
不知天上宫阙,今夕是何年。
我欲乗風帰去,又恐琼楼玉宇,高処不勝寒。
起舞弄清影,何似在人間。
転朱閣,低绮户,照無眠。
不応有恨,何事長向别時圆?
人有悲歓離合,月有陰晴圆缺,此事古難全。
但愿人長久,千里共婵娟。

蘇軾《水调歌头》

今夜、あなたはどんな思いでお月見をするでしょう。

  

  

  

  

  

投稿者: Nene Z

惑わずの四十から幸せの真理を求め、ウェルビーイング科学最先端のアメリカからマインドフルネス発祥地のインドまで古今東西の知識と情報を網羅。感性の赴くまま✧✧✧自分らしく・美しく・輝く✧✧✧ハッピーマインドを雑記ブログに発信♡プライベートメンターサービス受付中(詳細はServiceページへ)

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