みかんの皮の香りを愉しむように、アロマテラピーというのは、実は我々身近にあることです。この美しい地球に、それぞれの地域の風土に合う植物も繁盛に成長し、古くからそこに暮らしている人々に利用され、生活や文化、伝統の一部にもなっています。
日本ではあんまりみかけないかもしれませんが、タイではレモングラスというイネ科の草が古くから使われています。原産地のインドでは数千年前から好まれてきた植物でもあり、熱を下げ、感染症を治すと信じられてきました。タイでは、トムヤムクンをはじめ料理には欠かせないスパイスとなっている他、ハーブティーしにて飲まれています。
私はラッキーなことに、タイ国バンコクに2年ぐらい住んだことがあります。タイ料理の代表的なスパイスの味は、まさにレモングラスです。私はその味が大好きでした。日本に戻っても本格的なタイ料理が恋しくて…
レモングラスに対して最も記憶に残っているのは、料理より、空気です。タイでは一年中に一番長いのは蒸し暑い季節です。当然虫も多い。タイ人は古くからその厳しい環境に乗り越える知恵が付いています。
そう、ここはレモングラス精油の登場です。
レモングラス精油は葉から抽出され、血行促進、抗炎症、抗菌、抗真菌、消化促進、鎮静、防虫作用などなどがあります。間違いなく私が訪れたバンコクのあちらこちらに、レモングラスの香りがします。マンションの共有空間はもちろん、マッサージ屋、幼稚園や学校、病院、レストラン… 蒸し暑い空気の中、レモングラスのおかげで爽やかな涼しい香りでリフレッシュ。虫が多い割に、あんまり刺されない。その頃は、私はまだアロマテラピーのことを意識していなかったが、タイの人々がレモングラスを上手く利用している知恵って、こんなに素晴らしい!と驚いてただただ感心しました。
レモングラスの石鹸もあって、日本人の中でとってもポピュラーでしたよ。(私が日本人のコミュニティーに住んでいました。)今思えば、私のバンコクの記憶に、レモングラスの香りが充満しています。頭の中も胃の中も心の中も、レモングラス=バンコク。

もっとちゃんとした写真を残せばよかった。
当時、私もその風景の一部でしたから、その普通の日常を
今思えば、全て、
人生の1頁きれいな風景。
レモングラスの匂いのバンコク、本当に大好きでした。
こんばんは^^
Neneさんはグローバルですね
それぞれの国 風土に合う植物を利用して生活してますか
確かに外国へ行って空港に着き出たらどこも特有の匂いがしますね
バンコクはレモングラスの香りですか(*^0^*)~♪
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こんにちは^^バンコクはレモングラスが一番印象に残ったものですが、屋台ではナンプラーの匂いも強いですね(笑)。熱気あふれるいろんな面があるから魅力的なシティーだと思っています:)
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