植物が生きていくために欠かせない芳香性物質から抽出された精油は、私たち人間にも様々な作用をもたらしてくれます。
一種類の精油には、様々な成分が含まれていて、さらに一つの成分にも複数の作用があります。たとえばほとんどの精油に含まれているモノテルペンという成分には、抗菌作用の他、抗ウイルス作用や鎮静作用、鎮痛作用などがあります。こうしたことから、一つの精油で複数の効果を期待できるのです。さらに数種類の精油を組み合わせることで、さらにいろにろな症状や目的に合った利用もできます。
精油は天然の化学物質成分が数百種類もあって、成分グループに分けられています。体、心、肌にもたらす作用もそれぞれたくさんありますが、ここでは簡単なまとめのみをご紹介します。
心身への作用
- 強壮作用: 体の各部位や全身に働きかけ、それぞれの機能を活性化・強化する作用。
- 去痰作用: 痰を切り、痰を出しやすくする作用。
- 消化促進・食欲増進作用: 胃腸の働きを活発にして消化を促進したり、食欲を増進させたりする作用。
- 鎮静作用: 神経系の働きを鎮めて、心身の働きをリラックスさせる作用。
- 鎮痛作用: 身体の痛みを和らげる作用。
- ホルモン調節作用: ホルモンバランスを調節する作用。
- 免疫賦活作用: 免疫の働きを強めて、活性化する作用
- 利尿作用: 尿の排泄を促進する作用。
皮膚への作用
- 収れん作用: 皮膚をひきしめる作用。
- 保湿作用: 皮膚の潤いを保って、乾燥を防ぐ作用。
細菌やウイルス、虫などに対する作用
- 抗ウイルス作用: ウイルスの増殖を抑える作用。
- 抗菌作用: 細菌の増殖を抑える作用。
- 抗真菌作用: 真菌(カビや酵母など)の増殖を抑える作用。
- 殺菌作用: 主に人体にとって有害な細菌などの病原体を殺す作用。
- 虫よけ作用: 虫を寄せつけない作用。
精油の持つ作用は、どうして私たちの心身に影響を与えるのでしょうか。精油が人の体に与える仕組みについての話は精油の不思議な力① —精油が体に作用するメカニズム – Happy body Happy mind 00Zに書いてありますので、よかったら読んでみてくださいね。
精油はこんなに素晴らしい物だったら、使ってみたいと思う方も居るでしょうか。精油はとてもデリケートかつパワフルの物なので、扱い方のルールも、注意事項もあります。ご興味のある方は、今後のブログに精油の選び方や扱い方、初心者におススメの精油等の投稿を楽しみにしていてください。
こんにちは^^
精油が持つ不思議なパワーとその作用は絶大なんだぁ~☆☆☆
ちょうどこの時期 乾燥にコロナ対策には欠かせませんね(*^0^*)~♪
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