シミが出ると美容液、目の下の青クマがあるとコンシーラー、肩こりならサロンパス。それぞれの症状に対策していませんか。
私もそういう時がありました。でも、シミが出やすし青クマも消えないし、肩こりもずっと悩む人、もしかして、あなたは冷たい飲食が好きですか?
実は、これらの症状は偶然ではありません。漢方医学では、すべて「瘀血」体質の人の出やすい症状です。「瘀血」とは、血が滞っている状態を指します。
「瘀血」体質の方、他にも見られる症状は、顔色が暗い、アザが出やすい、腰痛が強い、お腹周りが太りやすい、女性だと月経痛が強い等々。
漢方養生学では、それぞれの症状に処方するより、根本的な原因を探り、体質に対して、ライフスタイル、食事、運動各面からアプローチしていく改善法があります。
ここでひとつとっておきの手軽な改善法をアドバイスさせていただくなら—
冷たい飲食を取りすぎ注意です。なるべく、冷たい飲み物を控えることは、瘀血体質に有効な改善法です。
なぜかというと、瘀血の最大な原因は、ストレスと冷え。冷たい飲み物は漢方学の「陰」の性質を持ち、冷え→瘀血に直結するとも言えるぐらいです。
ここで気を付けてほしいのは、「冷え性」とは似ていますが、違う点もあります。「冷え性」の原因によって、対策も違います。本文は冷え性の分析ではなく、瘀血体質の自覚症状がある方へのアドバイスです。
冷えてるビール、最高!アイスを食べる時って幸せ!と、なかなか冷たい飲み物を止められない気持ちが分かります。我慢し過ぎると逆にストレスが溜まってしまうので、飲む量や回数を徐々に減らしたりして工夫をしましょう。
もちろん、瘀血の改善法は、一つだけではありません。他のアプローチ法も、今後のブログで紹介していきます。「どうしても、これだけは止められない!」という方は、違う方法を試してみましょう。
漢方養生はそもそも欲望を抑えることができる人に向いていますが、「無理のない範囲で」、「自分に合う方法」を見つけていきましょう。
漢方の考えでは、気・血・水(津液)とは人体の構成成分のことです。それぞれの働きがしっかりしていて、バランスが整っていれば理想ですが、どちらかが不足したり、滞ったりしていると、それぞれ「バランスを崩したよ!」という警告が自覚症状となって現れます。体質別の「因人養生」は漢方医学の氷山の一角ですが、少しずつ紹介していきますので、自分の体質を知りたい方、別の体質の改善法を知りたい方、今後のブログ「体の時間」・「Happy body」シリーズを楽しみにしていてください。
こんにちは^^ まず丁寧なコメントありがとうございました pikaoは古希を過ぎましたがシミがないねと孫から言われてます そういえば四季を通して熱いお茶派です 肩こり神経痛も今まで一度もないほど元気です
妻から宇宙人かとからかわれてます(笑) これからもよろしくお願いします(*^0^*)~♪
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pikaoさん、コメントいただき嬉しいです!pikaoさんはシミもなく肩こりもなく、うらやましいです(笑)。さすが、熱いお茶の習慣は素晴らしいですね。私はこれからもブログで漢方養生の知識を発信していきますので、良かったら又遊びに来てください^^
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